定義
function awPDF_GetServerSetting(
const | SessionID : Integer, |
const | SaveFileName : PChar |
) : Integer;
機能
変換サーバに設定されている透かし(共有)を取得しファイルに保存します。
引数
SessionID | 関数 awPDF_ConnectServer で取得したセッションIDを設定します。 |
SaveFileName | 取得した透かし(共有)を保存するファイル名をフルパスで設定します。(※1) |
!!注意!! ※1
awPDFはUnicodeに対応していません。Unicode版の関数はデフォルト文字列型がUnicodeである開発環境での本ライブラリの使用を簡便にするために用意されたものですが、引数の文字列にANSI文字に変換できないUnicode特有の文字が含まれている場合正しく動作しません。
解説
変換サーバに設定されている透かし(共有)を取得しファイルに保存します。
!!注意!!
取得した透かし(共有)は変換設定ファイルではありません。取得した透かし(共有)を変換設定ファイル内に記述し使用してください。(変換設定ファイルの書式についてはこちらを参照してください。)
取得されるファイルは各行にサーバ側の透かしついての情報が記述されたテキストファイルです。
各行はタグ付きテキストの形式となっています。
タグ |
名称 |
型 |
説明 |
---|---|---|---|
<I> |
インデックス番号 |
Integer |
サーバ側透かしのインデックス番号です。変換設定ファイルで適用するサーバ側透かしを指定する際に使用します。
|
<D> |
透かし名称 |
String |
サーバ側で設定されている透かしの名称を表す文字列です。
|
<R> |
透かし説明 |
String |
サーバ側で設定されている透かしの説明を表す文字列です。
|
<T> |
種別 |
Integer |
透かしの種別(テキスト/イメージ)を表す値です。 0 : テキスト透かし, 1 : イメージ透かし
|
<F> |
強制 |
Integer |
透かしが強制的に出力されるかを表す値です。 0 : 選択可能, 1 : 強制的に出力
|
下記は取得されるファイル内容のサンプルです。
サンプル |
---|
<I>0</I><D>会社ロゴ横長(大)</D><R>ページサイズに合わせて水色のロゴマークを45度回転して表示します。</R><T>1</T><F>0</F> |
戻り値
成功した場合は0 を、エラーが発生した場合はエラーコード値を返します。